漫画家・かかし朝浩の公式ブログです。
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相変わらずの更新不精で申し訳ありません。作画入ると書く事が途端に減ってしまいますね。
漫画その他、ドラマの面白さの条件に「キャラが立っている」という要素があります。
「立て方」は人によりけりで、また描ける人物像もその人次第ではあるんですが、「立っているかどうか」の基準らしきものは少し見えて来ました。
キャラが立っている=「その人物固有のペースで動いている」
…という事ではないかと。(今さら?)
人に巻き込まれるよりも、人を巻き込む人。あるいは巻き込まれても平然としてる人。
話を聞かない人。聞くけど独自の解釈しかしない人。
「クセ」や「嗜好」はこういった、「固有のペース」を掴む為には絶好のアクセントであり、巧い作家はここを軸にした演出にキレがあります。
※『花の慶次』のキセルとんとんなんかは典型的ですね。
逆にこういうものをヘタに散りばめると、情報が多いばかりで「人物」がまるで掴めなくなってしまいます。
改めて、この点には注意して行こうと思います。『少納言』1巻には反省点多いです…。
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