漫画家・かかし朝浩の公式ブログです。
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4巻発売より1週間を経過して、検索してみたところ、トラックバック元の『堂中日録』さんをはじめ色々なところで書評を頂いております。
昨今、ネットでの話題性はマイナー作家にとっての生命線です。話題にして頂く事はもちろん、真摯な論評には本当に頭が下がります。この場を借りてお礼申し上げます。
ちなみに書き手本人にとって、評論がどういう意味を持つのかと言いますと…。
実は評一つ一つには、それほど左右されません。やはり一本の評は一人の意見であり、尊重はしても追従してはいけないものだと思います。
「数」が集まって総論としてのおぼろげな形が読み取れるようになってくると、書き手はそれを意識し始めます。「ユーザー層」という擬似的な人格のリアクションに応えるため、方向性を修正していくわけです。
しかし時として、総論にはなりえない少数意見の中にも、他とは異質な「鋭い見解」が混ざっている事があります。こういうのは、数が集まって初めて「異物」として浮かび上がってくるようです。
上記とは矛盾するようですが、こういった「異物」を拾い損ねると、書き手は(特に連載作品は)舵取りを間違えるんじゃなかろうかと思います。
しかしリアルタイムに書き手と読み手が、こうした「一種の駆け引き」を味わえるのはネットならでは。
いい時代になったもんですね。w
昨今、ネットでの話題性はマイナー作家にとっての生命線です。話題にして頂く事はもちろん、真摯な論評には本当に頭が下がります。この場を借りてお礼申し上げます。
ちなみに書き手本人にとって、評論がどういう意味を持つのかと言いますと…。
実は評一つ一つには、それほど左右されません。やはり一本の評は一人の意見であり、尊重はしても追従してはいけないものだと思います。
「数」が集まって総論としてのおぼろげな形が読み取れるようになってくると、書き手はそれを意識し始めます。「ユーザー層」という擬似的な人格のリアクションに応えるため、方向性を修正していくわけです。
しかし時として、総論にはなりえない少数意見の中にも、他とは異質な「鋭い見解」が混ざっている事があります。こういうのは、数が集まって初めて「異物」として浮かび上がってくるようです。
上記とは矛盾するようですが、こういった「異物」を拾い損ねると、書き手は(特に連載作品は)舵取りを間違えるんじゃなかろうかと思います。
しかしリアルタイムに書き手と読み手が、こうした「一種の駆け引き」を味わえるのはネットならでは。
いい時代になったもんですね。w
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