漫画家・かかし朝浩の公式ブログです。
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3巻の売れ行きは一応順調なようで、胸を撫で下ろしています。
やはり巻数が重なると、最初に比べ部数は下っていくものですからねえ。
地元K文堂書店の棚に『少納言』が入る日までは慢心どころか充実も出来そうにありません。
ガムは毎月2冊入れてるのに…。orz
担当さんは「ウチも含めて月2本はできるようにならないと!」と(自社納入の作品が手抜きになる危険性にも構わず)励ましてくれています。全く持ってその通りで、オファーのある某編集部にも「描く気はあるんでもうちょっと待ってください」と無理を言って数ヶ月…
連絡も途絶えてまいりましたorz
あまりにも「少納言一本やってればいいや」と、体が月イチサイクルに順応しすぎてて、ちょっとまずいです。
無理にでもネームとかやって負荷かけていかないと…自力で「今以上」を目指すのってものすごいパワーが要りますねえ。
締め切りとしてカタに嵌まってるとできたりするのに、不思議なもんです。
やはり巻数が重なると、最初に比べ部数は下っていくものですからねえ。
地元K文堂書店の棚に『少納言』が入る日までは慢心どころか充実も出来そうにありません。
ガムは毎月2冊入れてるのに…。orz
担当さんは「ウチも含めて月2本はできるようにならないと!」と(自社納入の作品が手抜きになる危険性にも構わず)励ましてくれています。全く持ってその通りで、オファーのある某編集部にも「描く気はあるんでもうちょっと待ってください」と無理を言って数ヶ月…
連絡も途絶えてまいりましたorz
あまりにも「少納言一本やってればいいや」と、体が月イチサイクルに順応しすぎてて、ちょっとまずいです。
無理にでもネームとかやって負荷かけていかないと…自力で「今以上」を目指すのってものすごいパワーが要りますねえ。
締め切りとしてカタに嵌まってるとできたりするのに、不思議なもんです。
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ペン入れしてたら、カブラペンの先っちょが弾け飛んで画面が酷いことに。
しかも…6本使ったうち2本がそれって、ちょっとひどすぎやしませんか。
線もいまいち出にくいし…
別にアナログ作業の「漫画」が表現方法として限界に来てるとは全く思えないんですが、商売としては周辺産業も含め、成り立たなくなりつつあるのかもしれません。
画材は着々と入手しづらくなっています。しかも質が低下、同じレベルを保つには作家のほうで努力が求められます。
漫画で、年商数十億を売り上げる出版社もあるのですから、そこから画材メーカーに対しての保護が多少なりとあってくれればなあ…と思ったりもします。我々草の根作家は「値上げにもちょっと我慢する」くらいの支援しかできませんし。
効率上、CGによる作画は理に適っているとは思うんですが、「紙とペンがあればできる表現方法」たる漫画が、最低5~6万のPC+数万円のコミック描画ソフト+数万円のペンタブレットがなければ本にできなくなってしまうというのは、やや寂しいものがあります。
まあ画材(トーンとか)はそれ以上に経費かかりますけどね。
『少納言』は終了までアナログだけでやろうと決めておりますが、他作品はデジタルに移行せざるを得なくなるでしょう。
先月の”荒海障子"などはPCで変形させてコピー機でサイズ変更、スプレー糊で貼り付けてペンやトーンで処理をかぶせるという、デジタルとアナログのごちゃ混ぜで描いていますから、もうさっさと移行した方がいいのかもしれませんが…。
少なくとも表紙はアクリルガッシュで続けます。
きれいに描けるとCGとしか思われないのがまた切ないところではありますが…。
しかも…6本使ったうち2本がそれって、ちょっとひどすぎやしませんか。
線もいまいち出にくいし…
別にアナログ作業の「漫画」が表現方法として限界に来てるとは全く思えないんですが、商売としては周辺産業も含め、成り立たなくなりつつあるのかもしれません。
画材は着々と入手しづらくなっています。しかも質が低下、同じレベルを保つには作家のほうで努力が求められます。
漫画で、年商数十億を売り上げる出版社もあるのですから、そこから画材メーカーに対しての保護が多少なりとあってくれればなあ…と思ったりもします。我々草の根作家は「値上げにもちょっと我慢する」くらいの支援しかできませんし。
効率上、CGによる作画は理に適っているとは思うんですが、「紙とペンがあればできる表現方法」たる漫画が、最低5~6万のPC+数万円のコミック描画ソフト+数万円のペンタブレットがなければ本にできなくなってしまうというのは、やや寂しいものがあります。
まあ画材(トーンとか)はそれ以上に経費かかりますけどね。
『少納言』は終了までアナログだけでやろうと決めておりますが、他作品はデジタルに移行せざるを得なくなるでしょう。
先月の”荒海障子"などはPCで変形させてコピー機でサイズ変更、スプレー糊で貼り付けてペンやトーンで処理をかぶせるという、デジタルとアナログのごちゃ混ぜで描いていますから、もうさっさと移行した方がいいのかもしれませんが…。
少なくとも表紙はアクリルガッシュで続けます。
きれいに描けるとCGとしか思われないのがまた切ないところではありますが…。
前回のエントリ以降、何か書こうとするたびに「そんなん聞かされても」なグチばかり書きそうになるので自粛しておりました。そんなこんなで既に早出しの少納言3巻は発売されており、購入された方もいらっしゃるようです。
前回棚のほっそい所に仕舞われていた書店でも2列平積みで置いていただいたようで、正直胸を撫で下ろしました(w
さて、3巻をまとめて読み返してみると、やはり「史実」の扱いが重くのしかかってきます。
ネームを描いてみると集めたネタを全部ぶちこみたくなるんですが、歴史ウンチクにばかり偏った漫画は面白かろうはずがありませんし、事実「ウンチク物がウケる」青年誌でも、そうした作品がバランスを失っていく悪循環をよく見かけます。
さりとて、完全なキャラ萌えに走ったら『少納言』の立脚点は失われてしまうと思います。スパイスとして歴史ウンチクを効かせ、かつそのスパイスがエグ味にならないよう、気を抜けないところです。どこらへんに黄金比があるのか、未ださっぱり判りません。
「嘘をつくとその嘘を隠すためにもっと大きな嘘をつく羽目になる」とは親からも教えられてきましたが、今ようやく身に沁みてます。(w
ただこの嘘つく作業、つらいばかりでなく、半端なく面白いのが困り物ですねえ…。
前回棚のほっそい所に仕舞われていた書店でも2列平積みで置いていただいたようで、正直胸を撫で下ろしました(w
さて、3巻をまとめて読み返してみると、やはり「史実」の扱いが重くのしかかってきます。
ネームを描いてみると集めたネタを全部ぶちこみたくなるんですが、歴史ウンチクにばかり偏った漫画は面白かろうはずがありませんし、事実「ウンチク物がウケる」青年誌でも、そうした作品がバランスを失っていく悪循環をよく見かけます。
さりとて、完全なキャラ萌えに走ったら『少納言』の立脚点は失われてしまうと思います。スパイスとして歴史ウンチクを効かせ、かつそのスパイスがエグ味にならないよう、気を抜けないところです。どこらへんに黄金比があるのか、未ださっぱり判りません。
「嘘をつくとその嘘を隠すためにもっと大きな嘘をつく羽目になる」とは親からも教えられてきましたが、今ようやく身に沁みてます。(w
ただこの嘘つく作業、つらいばかりでなく、半端なく面白いのが困り物ですねえ…。
ただいま、3巻の書下ろしと販促素材の作業が大詰めを迎えております。
資料を引っ張り出して、収録分の検証も一応…。実は、2巻において「賀茂神社」や「小野宮家」などの表記ミスがいくつか発覚しており(※斎宮歴史博物館の職員の方、ご指摘ありがとうございました)今回は一応そういったことの無いようにと。
また、本誌掲載後に「やはりシナリオを書き換えよう」ということで、すんごい細かいけど重大な修正をかけたりしています。単行本派の読者様は特に引っかかりも無く読んで頂けると思いますが、本誌でご覧になった方は「あ、ここ変えるんだ」くらいに思っていただければ幸いです。
もちろん「おいおいおい、ハナシ変わってくるじゃん!」というツッコミもあろうかと思いますが、これについては大変申し訳ありませんが後出し優先になりますので何とぞ宜しくお願いいたします。
※過去にも”x中鬼姫”→"九条鬼姫"など、色々書き換えております。
資料を引っ張り出して、収録分の検証も一応…。実は、2巻において「賀茂神社」や「小野宮家」などの表記ミスがいくつか発覚しており(※斎宮歴史博物館の職員の方、ご指摘ありがとうございました)今回は一応そういったことの無いようにと。
また、本誌掲載後に「やはりシナリオを書き換えよう」ということで、すんごい細かいけど重大な修正をかけたりしています。単行本派の読者様は特に引っかかりも無く読んで頂けると思いますが、本誌でご覧になった方は「あ、ここ変えるんだ」くらいに思っていただければ幸いです。
もちろん「おいおいおい、ハナシ変わってくるじゃん!」というツッコミもあろうかと思いますが、これについては大変申し訳ありませんが後出し優先になりますので何とぞ宜しくお願いいたします。
※過去にも”x中鬼姫”→"九条鬼姫"など、色々書き換えております。
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